
未来の介護士へ、日本から“生きた学び”を──ミャンマー現地とつながる『ホップ勉強会』
日本で介護職として働く未来を目指す、ミャンマーの若き学生たち。
その彼女たちに向けて、現役介護士である「+ホップ」のスタッフが“先生”として届けるのが、オンライン授業プログラム『ホップ勉強会』です。
Zoom越しに伝えるのは、教科書に載っていない“現場のリアル”。
週5日、全100回の学びが、彼女たちの将来に確かな自信と実践力を育んでいます。
「ホップ勉強会」とは?
当社が提供する『ホップ勉強会』は、日本に来て介護の仕事を希望するミャンマー現地の学生に向けたオンライン授業プログラム。
現地の日本語学校「大樹日本語学校」と連携し、特定技能「介護」ビザでの来日を目指す学生たちに対して、介護の基礎知識と現場感覚を学ぶ機会を提供しています。
授業はZoomを活用し、週5日・毎日2コマ(各30分)を半年間継続。
介護の入門資格である初任者研修のカリキュラムをベースに、合計100回の学びを重ねていきます。

経験豊富な“現役”の介護士による、生きた学びの場
このプログラムの講師を務めるのは、当社が運営する介護派遣サービス「+ホップ」に登録し、実際に現場で働いている現役の介護士さんたち。
自身の経験をもとに介護のやりがいや注意点、利用者との接し方などを学生たちに丁寧に伝えています。
この『ホップ勉強会』では、介護職の入門資格である「初任者研修」の内容を、全100回(各回30分)の授業で体系的に習得できるよう構成されています。
本来は日本に来てから働きながら学ぶ内容を、来日前から学ぶことができるため、学生たちは高い知識を持って現場に入る準備を進めることができるのです。
現役の介護士から、リアルな体験と実務の知恵を直接学ぶことができるこの授業は、教科書では得られない“現場のリアル”を伝える、生きた学びの場となっています。

100回を走り切った、学生たちの変化
2025年3月にスタートした第1期の『ホップ勉強会』は、7月に100回の授業を完了。
半年にわたる取り組みの成果として、参加した学生たちからは多くの前向きな声が寄せられました。
「実際に働いている人の話が聞けて、不安が減りました」
「介護の仕事への理解が深まり、日本に行くのが楽しみです」
「専門用語の日本語を“その場で聞いて話す”ことで、記憶に残りやすいです」
彼女たちは、単に知識を得るだけでなく、
自ら考え、日本語で質問し、未来への準備を進める姿勢を育んでいきました。
未来を支える“土台”作りからはじめる教育
『ホップ勉強会』は、派遣会社としての私たちの役割を超えて、
「未来の介護士を育てる」という社会的意義を持つ取り組みです。
学生たちにとって、それは人生の可能性を広げる“扉”となり、
介護施設様にとっては“安心して迎え入れられる人材”との出会いに。
そして、現場で働く介護士(派遣スタッフさん)にとっても、「自分の経験が誰かの役に立つ」というやりがいに繋がっています。
これからも私たちは、“今”の現場から“未来”の人材へと、価値ある学びを届け続けていきます!