
ミャンマー現地で面接から内定まで。ミャンマー人材採用イベントの様子をお届けします!
日本で介護職として働く未来を目指すミャンマーの若き学生たち。
彼らがどのような環境で学び、なぜ日本を目指して努力しているのか。
今回、私たちは実際に現地へ足を運び、面接から内定までを行う採用イベントを開催しました。
日頃からお付き合いのある5社の企業様とともに訪れたミャンマー現地採用イベントでの様子をお届けします。
「ミャンマー現地採用イベント」とは?

【開催概要】
- 日時:2025年9月8日(月)~9月12日(金)
- 会場:ミャンマー(ヤンゴン市内)
- 参加企業:ロイヤルクライアント 5社の人事ご担当者様
- 同行者:当社代表・山本、特的技能担当・下山田
【イベント内容】
- 特定技能人材を対象とした採用面接会を現地で実施
- 面接の場で内定を出すスピード感ある採用フロー
- 弊社が渡航費・宿泊費を負担し、介護施設担当者様にご参加いただく
ミャンマーは情勢が不安定な中でも、日本で介護職として働くことを夢見て学ぶ学生が多くいます。そんな彼らの熱意を直接感じてもらうため、介護施設の皆さまに現地を訪れていただき、学生の努力する姿勢を目の当たりにしてほしい。その想いから、この「ミャンマー現地採用イベント」がスタートしました。
ミャンマー現地採用イベントレポート
今回は、実際にミャンマー現地面接会に同行した下山田よりレポートをお届けします。
会社説明会からスタート
現地採用イベントは、まず介護施設様による会社説明会から始まりました。会場には開始前にもかかわらず、すでに約20名の候補者が整然と座っていました。背筋を伸ばし、視線を逸らさず前を見つめるその姿から伝わってきたのは、ただひとつ――「今日で人生を変える」という強い決意でした。
説明会では、各社のプレゼンターも候補者の真剣な眼差しに応えるように、熱のこもったプレゼンをしてくださいました。

現地面接会スタート
事前に集められた候補者の方々と、2~3名ずつのグループ面接が行われました。
待機場所では、誰も雑談をせず、声には出さずに何度も練習を繰り返す姿が印象的でした。その真剣な様子から、日本で働くことへの強い意欲がひしひしと伝わってきます。
いざ面接が始まると、面接官の皆さまも候補者を緊張させないように配慮しながら、本来の力を引き出す話し方をしてくださいました。そのおかげで、会場全体が終始和やかな雰囲気に包まれ、候補者もリラックスして面接に臨むことができました。

面接終了と内定者発表
各グループの面接が終わり、いよいよ内定者を発表する時間になりました。喜びのあまり涙を流す方もいれば、悔しさや悲しさで涙をこぼす方もいました。今回の面接会で内定を獲得した合計18名の方々は、まさに昨日を境に人生が大きく動いた瞬間を迎えました。しかし、不合格となった方々もこれで終わりではありません。まだまだ需要は高く、私たちが次のチャンスをすぐに用意していきます。
最後に、当社代表の山本より、今回面接会に参加いただいた全ての候補者の皆さまへエールを込めたメッセージを伝えました。

内定者との会食
参加企業様と内定者の距離がグッと近くなる時間になりました。面接会場では見られなかった笑顔を見ることができて、参加企業の皆さんも安心していた様子でした。内定者に話を聞くと、「昨夜は寝れなかった」「昨日から何も食べれなかった」とどれだけ緊張していたかが伝わってきました。

参加企業様からの声
今回、初めてミャンマーを訪問しました。当初は不安定な情勢というイメージがあり心配もしていましたが、実際に現地で接してみると、人々の優しさや相手を思いやる精神に触れ、安心して過ごすことができました。寺院などの観光も楽しむことができ、想像以上に魅力的な国だと感じています。
何よりも心を打たれたのは、学生の皆さんの勉強熱心な姿勢です。内定を出した方々と、これから一緒に働ける日々を楽しみにしています。

これからも”日本とミャンマーをつなぐ架け橋”としてチャレンジし続けていきます。
今回のミャンマー現地採用イベントを通じて、候補者一人ひとりの強い決意や努力、そして日本で介護職として働きたいという純粋な想いを間近で感じることができました。参加企業の皆さまにとっても、書類や画面越しでは伝わらない人柄や熱意を直接確認できる、非常に有意義な機会となったのではないでしょうか。
私たちは引き続き、ミャンマー現地の学生と日本の介護施設様をつなぎ、双方にとって最良の出会いを創出してまいります。日本で働くことを夢見ているミャンマーの方々を、これからも全力でサポートしていきます。
