Interview

2025.06.24

感謝の気持ちが原動力に。育児と仕事、地域とともに歩む上越センターの挑戦──上越センター・二ノ宮由起子

こんにちは!株式会社プラス・ピボット ピボタス編集部です。
今回は、上越センターで活躍中の二ノ宮 由起子さんにインタビューしました!

業務管理部 上越センター

マネージャー 二ノ宮 由起子(にのみや ゆきこ)

1社目

大手人材派遣会社へ就職。

現在

株式会社プラス・ピボット。

兵庫県出身。2013年に大手人材派遣会社に入社し、介護派遣事業部で営業職としてキャリアをスタート。介護士の方と介護施設のマッチング業務を担当する。その後、産休・育休を経て職場復帰。復帰後は、営業とは異なるポジションで、求人媒体からの応募者への一次対応など、応募者対応業務に従事。2023年4月、プラス・ピボットの立ち上げとともにフルリモート社員として入社。業務管理部にて営業事務を担当し、2025年4月に新たに開設された上越センターでは、業務管理部マネージャーとしてチームを牽引。

フルリモート勤務から上越センター立ち上げへ。顔を合わせて働くことの充実さを実感。

──プラス・ピボットに入社したきっかけを教えてください
前職では東京で働いていたのですが、夫の実家がある新潟へ引っ越すことになり、退職をしました。新しい職場を探していたときに、以前の職場でお世話になっていた山本さんから「新しく会社を立ち上げるので、営業事務をお願いできないか」とお声がけいただいたんです。
その際、新潟からフルリモートでの勤務が可能だと聞きました。立ち上げのタイミングでのフルリモート勤務には正直不安もありましたが、山本さんのお話を聞く中で、「ここでなら自分自身が成長できるかもしれない」と感じて、入社を決めました。

──現在はどのような業務をされていますか?
現在は、営業事務として、契約書の発行や派遣スタッフさんのシフト管理、勤怠処理、請求書の作成など、営業のサポート業務を担当しています。
また、業務管理部のマネージャーとして、全国にいるチームメンバーを取りまとめる役割として、日々の業務数字の確認・管理にも携わっています。
入社してからフルリモートで勤務をしていたんですが、2025年4月に上越センターがオープンしました。新たに2名のメンバーが加わりました。現在は毎日、3人で上越センターに出勤しています。
約2年ぶりの出社勤務になりますが、やっぱり顔を合わせて働けるのはいいですね。自然とチームとしての一体感が生まれたと感じていますずっと家の中でパソコンに向かっていた日々から一転して、いまは一緒にランチをしたり、家事の話で盛り上がったりと、会話のある日常がとても新鮮で心地よいです。上越センターのメンバーは全員子育て中なので、共通の話題も多く、メリハリのある働き方ができていて、毎日がとても充実しています。

──4月に待望の上越センターがオープンしましたね!
はい。2025年4月に、上越センターを新たな拠点として立ち上げました。現在は他のオフィスとは異なり、業務管理部の拠点として運営しています。
上越市を拠点に選んだ理由は、管理者である私自身がこの近隣エリアに在住していること。そして何より、上越市が実施しているオフィス開設支援制度の手厚さが大きな後押しとなったことです。
実際にオフィス開設時には、市が実施している支援制度を活用し、オフィスの初期工事費や賃料などに補助をいただくことができ、おかげさまでスムーズな立ち上げにつながりました。
上越市にしっかり支えていただいたからこそ、今後はこの地域に雇用という形で恩返しをしていきたいと考えています。今は事務業務がメインですが、将来的にはプラス・ピボットのBPOとしてコールセンターの機能も加える予定です。
上越エリアにお住まいの方々に積極的にご活躍いただけるよう、地域に根ざした採用活動も進めていきたいですね。

自分本位だった私が、誰かに「ありがとう」と言われるようになった。

──当社のValue(行動指針)でもっとも共感する項目はなんですか?
私は「Thank」の中にある「感謝をし、感謝をされる人になれ」という言葉に強く共感しています。
実は学生時代の私は、自分本位な性格で、周りの気持ちをあまり考えられないタイプでした。感謝の気持ちを持つことも少なく、当然、感謝されることも少なかったように思います。
そんな自分を変えたいと思い、人との関わりが多い人材業界を志望しました。実際にこの仕事に就いてからは、企業様やスタッフさんなど多くの方と関わる中で、「ありがとう」と言っていただける機会が増えました。そのたびに、自分自身の存在や仕事が誰かの役に立っているんだと感じられて、大きなやりがいにつながりました。
ある日、息子と何気ない会話をしているときに、「ママ、ちゃんと言葉にしないとわからないよ。おれはいま“ありがとう”って言ったよ」と言われたんです。その一言が胸に残っていて。
感謝の気持ちは、思っているだけじゃなく、ちゃんと言葉にして伝えることが大切なんだと、改めて気づかされました。これからも、社内外問わず「ありがとう」を大切にし、感謝を伝えられる人・感謝される人でありたいと思っています。

──どんな方と一緒に働きたいですか?
「学びたい」という気持ちを持っている方と、一緒に働きたいですね。
派遣事業は、法律で定められているルールがとても多く細かい業界です。たとえば請求書の発行や勤怠管理ひとつとっても、「派遣法」や「労働基準法」など、法令をしっかりと守ることが求められます。
だからこそ、日々の業務の中でも「なぜこうなるのか?」と自ら学び、前向きに吸収していこうとする姿勢のある方が理想です。もちろん、覚えることは多くて最初は大変かもしれませんが、業界未経験でもまったく問題ありません!
実際に、上越センターで新たに入社してくれた2名のメンバーも、最初は人材業界が未経験でした。でも今では、日々の業務に積極的に取り組んでくれていて、すっかり頼もしい存在に成長しています。
私たちがしっかりサポートしますので、どうぞ安心してくださいね。

平日はパソコン、週末は田んぼ。自然に触れる時間が、私のリセット方法。

──育児と仕事の両立は大変ですか?
めっちゃ大変です!!(笑)
仕事でも時間に追われ、帰宅の道中も時間に追われ…そんな毎日を送っています。
特に、子どもが小学校と保育園に通っている今は、それぞれの提出物や書類の準備にも追われていて、「仕事のマルチタスクなんて可愛いもんだな…」と思うこともあるくらい(笑)
それでも、送り迎えや書類提出を無事に終えたときの達成感は、仕事とはまた違う“母としての充実感”があります。
プリントは終わったらすぐに処分して、スッキリ。「よし!」と気持ちも切り替えられます。
まあ、1カ月もすればまた違う提出物でいっぱいになるんですけどね(笑)
でも、そんな1日の最後に子どもから「ママ、今日も1日お仕事お疲れ様!!!」と言われると、それだけで全部が報われたような気持ちになります。
「見ててくれてるんだな」って思えるし、「子どもたちも学校や保育園で頑張ってるんだよな」と思える。そんなふうに、わが家ではこの言葉が『1日のリセットの合言葉』になっています。

──休みの日はどのように過ごしていますか?
親戚が田んぼをやっているので、毎年4月から10月頃までは、ほぼ毎週田んぼに出かけて整備や草刈りをしています。稲の成長を間近で見られるのが楽しくて、毎年「今年もおいしいお米が採れるといいな」と楽しみにしています。冬になると、雪かきに追われる日々。。お休みの日もなかなかバタバタしていますね(笑)
でも、仕事では一日中パソコンと向き合っている分、自然に触れる時間がとても心地いいんですよね。土や風に触れていると、気持ちがスッと落ち着いて、「また頑張ろう」と思えるんです。私にとっては、田んぼの時間がちょうどいいリセットになっています。

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